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アルバロ パラシオス

自然の力で、時間をかけてワイン造りを行う

スペイン/リオハ

ワイナリーの歴史

アルバロ パラシオス氏はシャトー ペトリュスやスタッグス リープで修業した後、仲間と共に1989年にプリオラートにワイナリーを造りました。彼らは荒廃していたプリオラートを高級ワイン産地として蘇らせ、プリオラートの「4人組」として世界に名を広めました。現在ではそれぞれにワイナリーを所有しており、アルバロ氏はグラタヨップスに1997年「アルバロ パラシオス」を創業。以来、自然を尊重し、土地を愛し、伝統品種と伝統的な方法に立ち返ったワイン造りを行っています。また世界も賞賛するワイン造りを実現するだけでなく、土地を代表する造り手として土着品種のブドウ価値観やブドウ生産を改め、地域活性化に貢献しています。これらの彼の功績が讃えられ、アルバロ パラシオス氏は英国誌Decanterの「マン オブ ザ イヤー 2015」に過去最年少で選ばれました。
*英国誌Decanter マンオブザイヤー2015

栽培

グラタヨップス(Gratallops)はプリオラートの南西部にあり、リコレリャという特殊なスレート土壌に覆われています。年間降雨量は400mm以下と少なく、日照時間は年間3,000時間にもなりますが、雨がスレートを通って深い場所に溜まり、ブドウは根を深く伸ばし水分と豊富なミネラル分を吸収するため、フレッシュでミネラル感のあるブドウが収穫できます。
傾斜の厳しい斜面に階段式の畑が広がるため、ほとんどの場所では機械で作業を行うことができず、ラバを使って作業が行われます。2000年からトップ キュヴェのレルミタ畑ではビオディナミ農法を実施しています。フィンカ ドフィの畑でもビオロジック農法が実施されています。

醸造

山の傾斜を利用した醸造所で、重力に沿って果実や果汁を運んでいくグラヴィティシステムを採用し、果実や果汁にストレスをかけないように醸造しています。アルコール発酵時は8〜12日間、2人の作業員が24時間体制で温度管理を行っています。マセラシオンは約40日間と長めに行っています。8ヶ月間少しずつ樽を回転させ、ワインを滓に長く接触させるため、レルミタとフィンカ ドフィの熟成樽は1段のみで、上に積み重ねません。これにより、クリーミーでリッチなワインとなります。