村瀬美幸の本格チーズ教室

“Galet de la Loire” × RUPERT & ROTHSCHLD Broness Nadine
“Brie de Meaux Fermier” × RUPERT & ROTHSCHLD Baron Edmond

“Galet de la Loire”

Galet de la Loire
【チーズの名前】
ガレ ド ラ ロワール
【産地】
フランス / ペイ ド ラ ロワール
【タイプ】
ウォッシュタイプ
【原料乳】
牛乳製

【チーズの特徴】
ロワール川の下流、アンジュー地方のチーズ。「ガレ」とは小石の意味でロワール河岸の小石のイメージを形にしています。ウォッシュチーズは通常塩水で洗うところを水で洗っているため、ウォッシュ特有の香りは弱く食べやすさで人気があります。ふわっと広がるミルクの甘み、柔らかな表皮とトロリとした生地。

ガレ ド ラ ロワールのチーズフォンデュ 春野菜添え

ガレ ド ラ ロワールのチーズフォンデュ 春野菜添え イメージ

材料・作り方

蓋付き耐熱容器で小さく切ったガレ ド ラ ロワールをレンジで温めたら、ゆでた野菜(アスパラ、人参、さやえんどう、筍)を添えて出来上がり。トロトロチーズをつけて召し上がれ。

味わいの特徴

温めてよりトロリとした優しい味わいのガレ ド ラ ロワールは、お野菜の味を邪魔せずにチーズのコクと旬の味わいをお愉しみいただけます。

ROTHSCHLD Broness Nadine

あわせたワイン

バロネス ナディーヌ 2012

ワイナリー:ルパート&ロートシルト

エドモン ド ロートシルト男爵の夫人ナディーヌの名を冠したワイン。ブドウは朝、気温が低いうちに手摘みで収穫し、房ごとゆっくりプレス。ステンレスタンクと一部ノンブロタンク(卵形のコンクリートタンク)にて発酵・熟成を行い、収穫年から6年以上の熟成のポテンシャルを秘めた自然な酸を持つエレガントな味わいを実現しています。

ルパート&ロートシルトのシャルドネは、きれいな酸が残っていながらもしっかりしたコクがあり、優しいウォッシュタイプのチーズとの相性がよいと思います。このチーズはパンに塗って軽めの赤ワインと合わせるのがおすすめです。

講座参加者のコメント♪
春野菜を美味しくいただける1品で白ワインととても相性がよいですね。
※ルパート&ロートシルトの各3つのワインと「ブリ ド モー ロートシルト 農家製」を合わせていただきましたが、このバロネス ナディーヌとのマリアージュは、参加者全員の方が気に入りました!

“Brie de Meaux Fermier Rothschild”

Brie de Meaux Fermier Rothschild
【チーズの名前】
ブリ ド モー ロートシルト 農家製
【産地】
イル・ド・フランス
【タイプ】
白カビタイプ
【原料乳】
牛乳製

【チーズの特徴】
歴史上多くの逸話を持ち、フランスの誇りとも言われる白カビチーズの王者「ブリ ド モー」。その中でも農家製は、ロートシルト家が搾乳から製造、熟成を一貫して行っています。ゆっくりと発酵させ、手作業でじっくり仕上げられるその表面には、熟成時に敷かれる葦の模様が残っています。上品で繊細な中に存在する力強さ、香り高く奥行きある味わいです。

ローストビーフ ブリ ド モー添え

ローストビーフ ブリ ド モー添え

材料・作り方

牛肉をフライパンで焼いた後、オーブンで焼いて出来上がり。クレソン、わさびのソース、そしてブリ ド モーチーズを添える。

味わいの特徴

わさびのソースと一緒に食べるとお肉の旨味がより感じます。しっかりしたミルクの味わいのブリーと一緒にいただくと、クリーミーでまろやかになり違う味わいを楽しめます。

RUPERT & ROTHSCHLD Baron Edmond

あわせたワイン

バロン エドモン 2011

ワイナリー:ルパート&ロートシルト 

南アフリカの「英雄」とも讃えられ、同国のワイン産業近代化の先駆者でもあるルパート家と、フランスでシャトー ペイル・ルバードを所有するロスチャイルド家の協力によって創設された「ルパート&ロートシルト」がつくる、エドモン ド ロートシルト男爵の名を冠したフラッグシップワイン。自社畑及び契約畑の中で、そのヴィンテージで最も良くできた5〜6つの畑のブドウから造られます。

ロートシルト家の造るチーズは、ブリ ド モーの中でとても優秀。皮も熟成していて安定した味わいを実現しています。モー村の農場で搾乳から製造、熟成まで一貫して行う唯一のこのチーズは、希少価値が高く、一線を隠した味わいでひとくち含むだけで乳質の高さを実感できます。

講座参加者のコメント♪
ローストビーフとバロン エドモンのマリアージュが素晴らしい!お料理とワインとのマリアージュアンケートでは、一番人気でした。

ロートシルト家のチーズ農場「Ferme des 30 Arpents Faviere」♪

パリの郊外、ユーロディズニーに近いエリアに1,000haほどの農場があり、フランスのシャルル ド ゴール空港に続いて2番目に大きい土地を所有。都会から近いこの地区にこんなにも大きな農場が存在する理由は、エドモン男爵が鹿など狩猟を楽しんでいた土地があったからです。現在では200頭の牛を飼っており、下記のチーズを生産しています。

【ブリ ド モー /ブリ ド ムーラン /クロミエ /ブリ ド ファビエール /ブリア サヴァラン】

ブリ ド モーAOCを農家製で唯一を持っているのはこのロートシルトの農場のみ。現在は、モー村(パリから東に50km行ったところにある村)よりも東にいったもっと郊外でブリ ド モーを作っている生産者が多い中、自社農場で育てた牧草を牛に食べさせ、同じ敷地内でチーズを作る工場があり、熟成まで同じ敷地で行っているというのは、とても希なんです!


ブリ ド モーブリ ド モー