アンバサダーが導く“アンリオトリロジー”   トップへ戻る

9月のお薦め ドメーヌ ウィリアム フェーブル シャブリ グラン クリュ ブーグロ コート ブーグロ
  • 大越アンバサダーのテイスティングコメント

    やや黄緑がかったイエロー
    厚みがあり明確で直線的なミネラル感が強く表現されています
    よく熟したカリンや洋梨のアロマに柑橘類のフレーバー
    更にアーモンドのお花の香り等も広がり
    沢山の要素がミネラル感中心のタイトな香りの構成から溢れ出てくるようです。
    味わいは明確な酸が印象的で終始味わいの骨格となっており
    風味を余韻まで引き延ばします。
    アタックからボリュームもあり
    深みのある果実味とのバランスも良く
    後半に感じる特徴的な塩味や軽いミルキーなフレーバーが
    味わい全体に奥行きも与えている辛口のワインです。

    ヨードの香りとポイント的な味わいの後半の塩味に合わせて
    旨味や甘みのある料理とのマリアージュ。

    白身魚の竜田揚げ
    海老フライのタルタルソース

  • 醸造責任者 ディディエ・セギエ氏

  • コート ブーグロは通常のキュヴェのブーグロとは別のワインです。畑の性格やそこから生まれるワインのスタイルが、同じように醸造しても全く異なるのです。ほぼ南向きで、傾斜がきつく粘土は流れて石ばかり残り、保湿力にかける土壌にはなるものの、ワインに強靭なミネラルがもたらされるコート。南西向きで傾斜がなく、粘土の多い重たい土壌でミネラルに欠けるが、おおらかで親しみやすいグラン クリュの入門編ブーグロ。

    コ−トの方はトラクターが入れないほどの傾斜で、全て手作業を強いられるヴィニュロン泣かせの畑。しかし、その焦点のあった味わいは同じグラン クリュのレ・クロに並び、熟成のポテンシャルが非常に高いのも特徴です。

    醸造と熟成に関しては極めてシンプルで、新樽は使用せず、また樽熟成の期間も非常に短めです。こうして醸造家の「仕事」をワインに表現しないことにより、畑の力を浮き立たせています。