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2013 2月のお薦め ドメーヌ ブシャール ペール エ フィス ボーヌ デュ シャトー プルミエ クリュ 2009
  • 大越アンバサダーのテイスティングコメント

    色合いはやや黒みのあるガーネットでやや透明度がある色調。
    香りは華やかな果実の香りが特徴的で
    ブラックチェリーに若干エキゾチックなニュアンスも持つ。
    豊かで土の風味も感じさせる香りでやや深みがあります。
    味わいは柔らかく
    しなやかに口中で横の広がりをみせます。
    バランスよく溶け込んだ酸は果実味と共に芳醇な味わいを呈し
    ややしっかりしたタンニンが後半に全体を引き締めその存在感を示すワインです。

    2009年らしい多めの果実味とタンニンの量に合わせて
    料理はやや脂質を持っているものを合わせます。
    鶏肉のオイスター炒め
    鴨のテリーヌ

  • 輸出・広報担当 西山 雅己氏

  • 最初のヴィンテージは1907年。昔はパリの「ムーラン・ルージュ」にハウスワインとして扱われていたこともあったそうです。それから100年以上経っても造り続けられ、今では伝統のワインとなっています。

    複数の丘が存在し、それぞれ異なるワインを生むボーヌは、ジュヴレ・シャンベルタンやヴォーヌ・ロマネといった村のワインと比べて特長がつかみ難いのは事実だと思います。このワインはそんなボーヌを知ってもらおうというコンセプトで造り始められました。

    ボーヌには42のプルミエ・クリュがあり、ブシャールは長い歴史による相続の関係でその中にたくさんの小区画を所有していますが、小区画ではその年の天候によってワインの品質に安定さを欠く場合が多いのです。そこでプルミエ・クリュの小区画を「シャトー」の名で1つのキュヴェにブレンドして安定度を上げ、さらにそれぞれ複数の丘のワインの特長をまとめ上げ、このワインを造り出しています。

    北はボーヌ・クロ・デュ・ロワ、中部ではアヴォー、ポマールよりの南部からはブーシュロットなど、合計17の区画をそれぞれ醸造し、最終段階でブレンド。南の区画の親しみのある果実味、中部の区画のバランス、北の区画のスパイシーで野性味のある味わいが上手に表現されているワインです。