
サロモン家は1863年から
オーストリア ヴァーグラム地方に13世紀に建てられた教会を所有し、現在はワイナリーのほか、宿泊施設やレストランを併設して運営しています。また教会の周りには農場として約100haを所有し、絶滅危惧品種のブロンド牛や鶏を飼育、野菜や果物もすべて
ビオディナミで栽培しています。現当主であるフリッツ サロモン氏は、30代半ばの若手生産者の一人で、所有地内の農園と同様にビオディナミ農法でブドウ栽培、ワイン造りを行っています。
サロモン家はオーストリアで非常に有名な一族で、フリッツ サロモン氏の祖父は1930年代にオーストリアで初めて高級ワインを瓶詰した生産者の1人であり、叔父はオーストリアを代表する高品質のワインとして知られる「サロモン ウンドホフ」を経営しています。
ブドウ畑は、約20haを所有。ブドウ畑も2010年よりDEMETER(デメテール)の認証を受けています。農場では家畜の飼育もしているため、牛肥を使ったビオディナミの調剤も自宅で作るという徹底ぶりです。同じビオディナミ農法を実践するオーストリアの生産者ニコライホーフのサース夫人も、真摯に取り組む若い生産者として高く評価をしています。
- フリッツ サロモン
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