1740年、ルーケット氏がシャトーを建設し、52haのブドウ畑を栽培し始めました。18世紀当時から極甘口ワインが造られていた史実が残っているという古い歴史があります。1962年にダリエ家7代目のギィ氏がシャトーを取得。ボルドー大学醸造学部教授を輩出した名門ダリエファミリーは、シャトー ド ルーケットを含む6つのシャトーを経営しています。栽培・醸造は、ギィ氏の次男ジャン クリストフ氏が統括し、ボルドー大学醸造学部で白ワインの権威ドゥニ ドゥブルデュー教授の右腕として働く長男のフィリップ氏が、学術的見地からテイスティングコメントを残し品質責任者として家業を支えています。長女のサンドリーヌ女史とダヴィッド氏夫妻はセールスチームを統括しています。
現在、16.5haの畑を所有。粘土石灰質土壌でゆるやかな丘陵に広がっており、白ワイン用にソーヴィニヨン ブラン、セミヨン、ミュスカデル、赤ワイン用にメルロ、カベルネ ソーヴィニヨンを栽培しています。
全て手摘みで収穫したブドウは、酸化から守るため、窒素を充填した空圧式圧搾機で圧搾(白とロゼ)、24℃に設定されたステンレスタンクで発酵します。白は6ヶ月、ボルドー ルージュでは18ヶ月もタンク熟成を行います。
- シャトー ド ルーケット
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