レミ ジョバールはルネッサンス(日本の室町時代)からワイン造りに携わっている家系です。ムルソー村を中心に9.7haの畑を所有しています。
1991年に父のシャルルから、現当主のレミがドメーヌを引き継ぎました。1993年にはムルソー アン リュロールの畑を購入。当初樹が活力に欠けていたため化学肥料をたくさん使用した結果、最初は順調に育ったがその後完全に腐ってしまうという経験を経て、翌年には化学肥料の使用をやめることを決断。有機栽培に転換したことにより、ブドウが自然にバランスをとれるようになりました。
2005年より100%有機栽培へ転換、2011年に“エコセール”にてAB認証を取得しました。ブドウが自然にバランスがとれるようになり、ワインも最初の口当たりから余韻まで味わいの調和が生まれました。
ブドウを中心部から均一に搾ることのできる圧搾機を使用。プレスされた果汁は一箇所ではなく回り全体の穴から流れ出るため、ブドウの塊や空気のポケットが出来にくくなり、種が壊れてえぐみが出ることを避けることができます。
ブルゴーニュで通常使われる樽は、バニラ、コーヒーロースト、苦味のようなニュアンスが出ることが多いですが、オーストリア産のフードルと樽を使い、ワインの本来のアロマや自然で引き締まった果実味がきちんと残ったうえで、嫌な苦味が一切感じられない造りをしています。
- ドメーヌ レミ ジョバール
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