1957年にブドウ栽培家として創業、1985年に3代目である現当主ティエリー・ミショー氏がドメーヌを引き継ぎました。彼が引き継いでからドメーヌの名声は上がり、フランス各地のワインコンクールやワイン専門誌で高い評価を受けています。また、ドメーヌのある一帯のテロワールのポテンシャルに誇りを持ち、INAOに独立したアペラシオン認可を働きかけるなどの活動も行っています。
ロワールのトゥーレーヌ地区に約26haの畑を所有しています。このドメーヌが所有する畑のテロワールは大きく2つに分類することができます。1つは、母土は粘土石灰質、表土は砂・砂利質から構成される土壌で、果実味に溢れるフレッシュなワインを造るのに適しています。もう1つは、深層は泥炭土、表土は火打ち石成分を豊富に含む砂・小石質からなる土壌で、熟成向きの骨格のしっかりワインを造り出します。環境に配慮したブドウ栽培を行い、Terra Vitis(テラ ヴィティス)の認証も取得しています。
醸造設備は、家のすぐ横にある小さな建物内にあります。ぎりぎりまで完熟させたブドウを使っているため、マロラクティック発酵は行っていません。トゥーレーヌ ソーヴィニヨンは発酵の後はステンレスタンクで約4ヶ月間ワインを落ち着かせるために熟成させ、発注があった数量分のみ瓶詰めを行っています。
- ドメーヌ ミショー
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