少なくとも4代はブドウ栽培をしているペロー家。幼い頃からワイン造りには興味があったというステファン(兄)が継いで数年後にはドメーヌ元詰めを実現。現在は、兄が販売と醸造を、弟ヴァンサンが畑仕事を担います。今でも手摘み収穫を行う、ミュスカデでは稀な生産者の1つです。
また、ミュスカデの熟成の魅力を知ってもらいたいと、長熟向けキュヴェを造っています。手間暇も情熱も出し惜しまないワイナリーです。
32haの自社畑は、割れ目の出来やすい花崗岩やハンレイ岩という深成岩の1種を母岩としてその上に粘土砂質のある土壌のため根が浸透できます。
2007年から農薬を使っておらずAB認証を取得。土壌の活性化のため、ルピナス(マメ科)とライ麦(イネ科)を植えています。菌根(根っこのひげ)がつながっていくと、土中の栄養をより吸収できるようになります。
収量は38〜40hl/haに抑えられ、すべて天然酵母で発酵。空気圧プレス後、12℃以下で24時間デブルバージュ。内側がガラス製のタンクを地中に埋めて使用。温度を低く、一定に保つことができます。区画ごとに19hl〜80hlのタンクで発酵・熟成。アルコール発酵には3週間から2ヶ月をかけています。
- ドメーヌ デ コニェット
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