2008年に会計士ジャンフランコ サバッティーノ氏が、現役ユベントスのサッカー選手であるアンドレア バルツァッリ氏と創業した新しいワイナリー。ワイナリーの名称となった“Casematte”は所有地に残る、第2次大戦の際に使用されていた2つのカゼマッテ(弾薬庫)に由来。シチリア島の北東部、ティレニア海とロニアン海に突き出たメッシーナ海峡を見渡すメッシーナ丘陵に位置しており、標高250-370m、海峡を見渡せる厳しい斜面にブドウ畑7haを所有しています。シチリアの土着品種にこだわり、エレガントで個性のあるワインを造っています。
メッシーナ海峡に面しているため、常に海からの風が吹きぬける特別なミクロクリマを持っています。この風が、畑に理想的な昼夜の寒暖の差をもたらし、夏でも気温が上がりすぎることなくブドウの果実をフレッシュに保ち、病気の原因となる湿度も低く保ってくれます。
DOCファロ スペリオーレ地区の土地の個性とミクロクリマからもたらされるブドウを最大限に表現するため、ビオロジック農法を採用し、ネレッロ マスカレーゼ、ネレッロ カプッチョ、ノチェーラ、ネロ ダヴォラ、グリッロ、カリッカンテなど土着品種のブドウを栽培しています。
- カゼマッテ
Le Casematte - ワイナリー一覧に戻る