1985年設立。タスマニア島の北西部、夏でも最高気温が30度を超えない、最も冷涼な地域「パイパーズ リヴァー」に位置するダルリンプル。
自らを「ヴィニュロン」と称するタスマニア生まれのピーター キャルドウェル氏は、ワイン造りに魅了され、ブルゴーニュ、ボルドー、カリフォルニア、そしてニュージーランドでワイン造りの研鑽を積んだ後にダルリンプルに参画。複雑味、重み、テクスチャーを併せ持つブルゴーニュスタイルのワインを目指しています。
ダルリンプルのワイン造りのフィロソフィーは、タスマニアの冷涼な気候からもたらされる酸味と長い日照による果実味のバランスを表現すること。そのためにブドウはすべて手摘みで収穫、選果を行い完熟した果実のみを使用します。また、低温マセラシオンを行い、一部で全房発酵や自然酵母での発酵を取り入れ、フレンチオークで熟成を行うことでエレガントな味わいを生み出しています。6〜12社の異なる会社から購入した樽を組み合わせるというこだわりも味わいのバランスの秘訣です。
- ダルリンプル
Dalrymple - ワイナリー一覧に戻る