2021.03.11 更新

1886年、ナパヴァレーで16番目に、そして初の女性ワイナリーオーナーのワイナリーとして設立。ナパヴァレーのワイン産業発展に貢献 。1976年パリスの審判出展に選出された12のアメリカのワイナリーのうちの1つであり、赤白ともに出展することのできた唯一のワイナリーでもあります。
アメリカの禁酒法時代を経た後に、南カリフォルニア出身の3人がオーナーとなり、この3人の名前をかけ合わせて「フリーマーク アビー」とワイナリー名を改名し再出発しました。
1967年には、7人の経営者たちによりワイナリーが購入され、今日シグネチャーともなるカベルネ ソーヴィニヨンをリリース。
2006年からジャクソン ファミリー ワインズが経営しています。
フリーマーク アビーが造る2種類の単一畑のうちの1つでナパで2番目に造られた単一畑のカベルネとされています。面積は約9haで、フリーマーク アビーの設立者であるチャック カーピーと、ボッシェヴィンヤードのオーナー ジョン ボッシェが1970年に契約を結んで以来、45年以上独占購入。
ボッシェのブドウの樹は、ナパで初めて単一畑のカベルネを生み出したハイツのマーサ ヴィンヤードのカッティングが植樹されています。春に地下水脈がはしり、ブドウの樹に水分と栄養素を届けます。春が過ぎると地下水脈は尽き、ブドウの樹に適度なストレスを与え、より香り高いワインを造るブドウができます。
フリーマーク アビーは1980年より、シカモア ヴィンヤードのブドウ購入権を独占で所有。ボッシェから南に約2Km、マヤカマスの向かいに位置し、より冷涼な約9.7haの畑です。ドライファーミングを実施し、ビオディナミ農法で農作業を行っています。
非常に評価の高いラザフォード ベンチに位置し、スタッグリン ファミリー、ト カロン、ハイツのベラ オークスやハーラン エステートなどの畑と隣接しています。
ここで生産されるブドウは小さな粒が特徴で、色や香りが濃く抽出されます。黒スグリ、ブラックベリーや森の中のような複雑な香りを持つワインに仕上がります。
- フリーマーク アビー
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