2016年7月27日(水)
現地情報
イタリア、アンティノリのシャトー サン・ミッシェルのジョイントベンチャーで、10年間、最高のカベルネを探し求めた結果たどり着いたのがこの土地でした。
ワシントン州は、カリフォルニアに次いで全米2番目の州別生産者量を誇ります。
ワシントン州の中で、いちばん馴染みがある都市といえばシアトルかと思いますが、ワシントン州で実際にブドウの栽培が行われているのは、そこからカスケード山脈を越え、東に3-4時間車を走らせた先にあるコロンビアヴァレーAVA。コロンビアヴァレーAVA全体は非常に大きなブドウ産地ですが、その中でコル ソラーレがあるのはレッド マウンテンAVA。ブドウの栽培面積は500ha弱の、ワシントン州の中で2番目に小さいAVAで、特にカベルネの栽培に適していると言われています。
ここにワイナリーを構えるのがコル ソラーレ。イタリア、アンティノリのシャトー サン・ミッシェルのジョイントベンチャーで、10年間、最高のカベルネを探し求めた結果たどり着いたのがこの土地でした。
ワシントン州の中で、いちばん馴染みがある都市といえばシアトルかと思いますが、ワシントン州で実際にブドウの栽培が行われているのは、そこからカスケード山脈を越え、東に3-4時間車を走らせた先にあるコロンビアヴァレーAVA。コロンビアヴァレーAVA全体は非常に大きなブドウ産地ですが、その中でコル ソラーレがあるのはレッド マウンテンAVA。ブドウの栽培面積は500ha弱の、ワシントン州の中で2番目に小さいAVAで、特にカベルネの栽培に適していると言われています。
ここにワイナリーを構えるのがコル ソラーレ。イタリア、アンティノリのシャトー サン・ミッシェルのジョイントベンチャーで、10年間、最高のカベルネを探し求めた結果たどり着いたのがこの土地でした。
コル ソラーレはワイナリーの目の前に畑が広がり、アンティノリに習って非常に樹と樹の間を狭くした、密植栽培を行っています。植えているのはカベルネをメインにマルベック、シラー、カベルネ フランなど。
コル ソラーレ、そしてセカンド ワインのシャイニング ヒルを造っています。(実はこのシャイニング ヒル、輸出市場で取り扱いがあるのは日本だけなのです!)
コル ソラーレ、そしてセカンド ワインのシャイニング ヒルを造っています。(実はこのシャイニング ヒル、輸出市場で取り扱いがあるのは日本だけなのです!)
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コル ソラーレ
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シャイニング ヒル
例年よりも非常に早く生育が進んでいる今年、ブドウは少しずつ色付き始めたところでした。ただ食べてみるとまだ種は緑色で、これから種もしっかり色付くまで、ブドウが成熟するのを待ちます。
また、数ヶ月に一度という灌漑のタイミングにも立ち会えました!年間降水量が200mlしかないので、ブドウ栽培にも灌漑は必須。ドリップイリゲーションで、本当に必要な水分だけを与えることで凝縮された味わいを持つブドウが育ちます。
ここで造られるカベルネは、非常に高いクオリティのものが出来るのですが、日照量が多いのでタンニンも非常に多くなります。なので、いかにそのタンニンをソフトなものにするかがコル ソラーレのワイン造りのキモ。
樽の選び方や、使い方にも工夫をこらします。
また、数ヶ月に一度という灌漑のタイミングにも立ち会えました!年間降水量が200mlしかないので、ブドウ栽培にも灌漑は必須。ドリップイリゲーションで、本当に必要な水分だけを与えることで凝縮された味わいを持つブドウが育ちます。
ここで造られるカベルネは、非常に高いクオリティのものが出来るのですが、日照量が多いのでタンニンも非常に多くなります。なので、いかにそのタンニンをソフトなものにするかがコル ソラーレのワイン造りのキモ。
樽の選び方や、使い方にも工夫をこらします。
現地では、シャイニング ヒルの2013年、コル ソラーレの2012/2013、そして2000年を試飲しました。
毎年確実にクオリティを上げているコル ソラーレ。13年のほうが平均気温が高かった分、よりフルーツの味わい、そしてアルコール感、ボリュームも強く感じられました。
試飲した結果は12年が好きという方と13年が好きな方と、意見が分かれましたがヴィンテージの違いを反映して、それぞれ異なる良さを備えています。
毎年確実にクオリティを上げているコル ソラーレ。13年のほうが平均気温が高かった分、よりフルーツの味わい、そしてアルコール感、ボリュームも強く感じられました。
試飲した結果は12年が好きという方と13年が好きな方と、意見が分かれましたがヴィンテージの違いを反映して、それぞれ異なる良さを備えています。