＜コートレッタ　フルーツトマトソース＞

長野県産千代幻豚（ちよげんとん）を使用したコートレッタ。千代幻豚とは、もとはイギリス原産の中ヨークシャー種。幻の豚という名前のとおり日本ではあまり飼育されていませんでしたが、良質な肉質や脂肪の質がとても良く人気のお肉です。イタリアのコートレッタと言えば、叩いて薄くした仔牛を細かいパン粉で焼き上げたミラノ風カツレツを思い浮かべますが、ヒロ チェントロさんのコートレッタは、千代幻豚の美味しさを活かし、分厚く使って焼きあげたもの。パルミジャーノを加えたパン粉で焼き上げて豚の旨みとジューシーさをぎゅっと閉じ込め、チーズを焼けた香りを持ちつつしっかりお肉を味わっていただきます。

今回合わせたワインは、「カステッロ　ディ　フォンテルートリ　キャンティ　クラシコ　2007」。マッツェイが造るワインは、サンジョヴェーゼの特徴である酸が果実実とバランスよく感じられ、幅広い人に喜んでいただいています。サンジョヴェーゼの心地よい酸は、チーズの香ばしさとコートレッタならではのジューシー感のある旨みをバランスよく感じさせてくれます。伝統的なトスカーナのお料理ではなくても味のしっかりしたお肉料理とバランスが取り易く、お肉の脂肪系の部分を旨みとして跳ね返してくれるワインです。

＜フォンテルートリ　カステッロ　キャンティ　クラシコ　2007＞
ワイナリー：カステッロ　ディ　フォンテルートリ
地域：イタリア　トスカーナ州
ブドウ：: 85% サンジョヴェーゼ、15% カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロ
多様性のある自社畑の継続的な研究から造られたキャンティ　クラシコ。50の異なる区画で収穫されたブドウを別々に醸造、熟成し、ブレンドして造られたワイン。16ヶ月フレンチオークの小樽で熟成（225L、60%新樽）しています。