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2019年7月29日(月)

ベルトランを代表する畑「クロ ドラ」訪問!

現地情報

前回に続き、ラングドックを訪問中のファインズスタッフからレポート! ジェラール ベルトランを代表するキュヴェ「クロ ドラ」の畑、そしてワイナリーに行ってきました。

ワイナリーはナルボンヌから車で1時間ほどの距離にあります。
石を両端に積み上げた、細く険しい道を上ると次第にクロ ドラの畑が見えてきました。

アペラシオンはミネルヴォワの中でもクリュとして認められているミネルヴォワ ラ リヴィニエール。そのエリアでも特に優れたテロワールを持ち、ジェラール ベルトランを象徴する畑、そしてそこから生まれるワインがクロ ドラです。専門家からの評価も高く、つい先日もワイン雑誌の表紙を飾り、南フランスを代表するワインの1つとなっています。

標高200mを超えるクロ ドラの畑のブドウはビオディナミで栽培。
品種や土壌によって8つの区画に分けられており、樹齢50年を超えるカリニャンは畑の麓、大きな気温の変化を嫌うムールヴェードルは風を防ぐ木に囲まれたエリア、シラーとグルナッシュは冷たい風が吹く標高の高いエリアに植えられています。
訪問時には、ラバが強い太陽の熱から畑の水分を守るために働いていました。
午前10時でも大変な暑さでしたが、畑は中央山脈から冷涼で乾いた風がふき、蜜蜂が飛び、生物の多様性が尊重された気持ちの良い場所。

瞑想場所も備えるモダンなデザインのセラーで試飲した18年ヴィンテージは繊細な仕事を必要とした年とのことでしたが、集中力と凝縮感を備えながら、柔らかく既に魅力的な液体でした。日本に入ってくるのが楽しみです!