作りやすい分量、12個、前菜として食べる場合は3〜4人前程度
雑穀ご飯(レトルトなど市販品) | :150g |
白ワインビネガー | :15cc |
塩 | :小さじ1/3 |
オリーブオイル | :10cc |
パプリカ | :30g(5ミリ角) |
インゲン | :20g(5ミリカット) |
ベーコン | :20g(1枚、みじん切り) |
紫玉ねぎ | :20g(5ミリ角、水にさらしてから水気を絞る) |
ミックスビーンズ水煮 | :30g |
サラダ菜 | :12枚 |
スモークサーモンフィレ | :12枚 (大きい場合は6枚にし、幅を半分にカット) |
(ドレッシング) | |
にんじん | :20g(すりおろす) |
レモン汁 | :10cc |
オリーブオイル | :20cc |
塩、白コショウ | :少々 |
万能ねぎみじん切り | :大さじ1程度、飾り |
ごはんがまだ温かいうちに、野菜などの材料を加えると混ざりやすくなります。具材が多いので、丸めて盛り付けるほか、小さなココットなどに一食分ずつ盛り付けても良いでしょう。
爽やかでスッキリした香りの中に、柑橘系フルーツの印象と、ややスモーキーさを伴う樽の香りが感じられます。果実味とわずかな苦味が感じられ、シャープでスッキリとした立体感、複雑味や広がりのあるワイン。透明感溢れるフレッシュな酸味が身体を引き締めてくれます。
料理とワインの酸味の量が同じ位なので、酸味が目立たずにワインの果実味が強く感じるため、一緒に味わうとワインが甘く感じられます。お料理とワインがシミラー(似たもの同士)な関係なので相性は無条件にいいと言えます。シャブリは、酸のキレやボリューム感がありますが負けていませんね。サーモンの余韻とピーマンの香り、ヴァイヨンのスパイシーさのバランスがとても良いです。
雑穀や豆類には食物繊維が多く含まれ、体脂肪がついてしまうのを防いでくれたり、美腹をつくる(腸の調子を整える)役割があります。ビネガーは定期的に食べることで内臓脂肪や皮下脂肪の減少効果があることもわかっているので、お料理に積極的に使いたいですね。また、オリーブオイルは、サラダ菜などに含まれる美肌ビタミンであるβカロテン(ビタミンA、肌の粘膜を丈夫にします)の吸収をアップしてくれる効果もあります。具材が多く、良く噛んで食べることができる一品なので、内臓脂肪が気になる方や食べ過ぎを気にする方にもおすすめです。
浅尾 貴子先生 プロフィール
女子栄養大学助教、管理栄養士。
フードコーディネーターや食企業のメニュー開発専門職として15年の経験を積んだ後、フードコンサルタントとして独立し、現職。 健康や美容面に配慮したレシピを得意とし、栄養やダイエットの専門家としてテレビや雑誌などのメディアでも活躍中。ワイン愛好家で、ワインアドバイザーの資格も取得している。