今年もやります、ファインズ「チャリティ試飲会」!
東日本大震災から約1年。被災地ではまだ多くの方が震災の影響で不自由な暮らしを余儀なくされています。継続的な支援を行いたいと考え、その私たちの考えに賛同してくれた生産者たちとチャリティ試飲会を今年も開催します。
今年は、フランス、イタリア、オーストリア、アルゼンチンから6生産者が来日し、このイベントに参加してくれることになりました。
チケット販売は先着順にて行いますので、お早めにお申込ください。皆様のご参加をお待ちしております!
■ | 日時 | : | 2012年3月7日(水)19時開場〜21時閉場(18時45分受付開始) |
■ | 会場 | : | 東京千代田区(購入された方のみにご連絡します) |
■ | 定員 | : | 150名様(先着順) |
■ | 入場料 | : | 3,000円(税込み) |
■ | 出品ワイン数 | : | 約60品目(この他に有料試飲ワインもございます) |
※入場料及び有料試飲代は東日本大震災の復興支援に活用するため、Civic Forceに全額寄付致します。
Civic Forceの活動はこちらをご覧ください
※完全予約制です。事前にチケットを購入されていない方はご入場できませんので、ご了承ください。
チケット購入の流れ | |
1. | チケット販売専用ページからご購入ください。(クレジットカード払いのみとなります) |
2. | ご注文確定後、「チャリティ試飲会ご注文確認メール」が届きますので、そちらを試飲会当日にプリントアウトしてお持ちください。 |
※複数のチケットを購入した場合、皆様一緒に受付にお越しください。 ※一度購入したチケットはキャンセル、払い戻しできませんのでご了承ください。 |
※こちらのイベントは終了しました
ブルゴーニュで珍しい貴腐ワイン生産者!飲み頃になるまで出荷しません。
ドメーヌ ド ラ ボングラン(フランス/ブルゴーニュ)
ゴーティエ・テヴネ氏
マコネー地区、カンテーヌ村に位置します。ゴーティエ氏は現当主のジャン・テヴネ氏の息子で、一緒に栽培、醸造を行っています。
長年ビオロジックを実践している畑の土は足が埋もれてしまうほどのフカフカさ!また、地形の特徴からブルゴーニュとしては珍しく、良質なボトリティス菌が発生します。ジャン氏はワインに複雑味を得るため、低温でゆっくりと発酵させます。なんとEJテヴネは約24ヶ月!長い発酵期間中に発酵が止まってしまっても人工酵母は使わず、タンクを変えるなどして天然酵母が活動し始めるのを辛抱強く待ちます。補酸・補糖は一切行いません。
そして最大の特徴は飲み頃になるまで出荷しないこと。「時間」という最高の贅沢をかけたワインを造り出しています。
(左)ジャン氏とゴーティエ氏(中央1)土がフカフカな畑(中央2)グイヨ仕立て(右)ボトリティス菌の付いたブドウ
日本人が復活させたシャトー。今こそこのワインを日本に届けたい!
シャトー ラグランジュ(フランス/ボルドー)
椎名 敬一氏(副会長)
メドック第3級の格付けにありながら、シャトーも畑も荒廃していたシャトー ラグランジュを復活させたのは、日本企業でした。現地の人々と協力し、「今」のワインをどう造るか、「20年後」のワインをどうしたいか、しっかりとしたコンセプトを立て、見事復活させました。現在は改革の第二ステージに突入!広大な面積でありながら、リュット レゾネ(減農薬)の実施や、タンクの小型化による区画毎の醸造、ぎりぎりまで延ばした収穫など……、彼らの歩みは留まらず、またその活動ははっきりとワインに現れてきています。
今、復興に取り組んでいる日本に届けたいワインの一つです。
(左)椎名副会長(中央1)改修されたシャトー(中央2)リュットレゾネを実施している畑(右)手作業での選果
“ブランド”を体感させてくれるワイン
ドメーヌ バロン ド ロートシルト(フランス、チリ、アルゼンチン)
ミッシェル・ネグリエ氏(エクスポートダイレクター)
メドック第一級シャトー ラフィット ロートシルトを所有するドメーヌ バロン ド ロートシルト社。ボルドーはもちろん、南仏ラングドッグ、チリ、アルゼンチンなどでもワイン造りを行っています。ラフィットでシャルル・シュヴァリエ氏の右腕として働いていたエリック・コレール氏が南仏と海外ワイナリーの統括を行っていることもあり、すべてのワインにラフィットと共通する「エレガントさ」が表現されています。
これぞ「ブランド力」。確かな技術に支えられた、コストパフォーマンスの優れたワインが並びます。
(左)ミッシェル・ネグリエ氏(中央1)DBRグループのシンボル5本の矢(中央2)ポーイヤックにあるDBR専用樽工場(右)ラフィットの畑
正統派でありながら進化し続けるワイン
マッツェイ(イタリア/トスカーナ)
アレッサンドロ・ヴァレッキ氏(コーポレートディペロップメントマネージャー)
マッツェイ家は、トスカーナのキャンティ地方に「カステッロ ディ フォンテルートリ」という24代続く歴史あるワイナリーを所有しています。すでに高い名声を得ている造り手ですが、現当主のフィリッポ&フランチェスコ兄弟は常にチャレンジを続けます。フォンテルートリでは2006年にグラヴィティシステムを導入した新しい醸造所を完成させ、マレンマに「ベルグァルド」、シチリアに「ジゾラ」と新しいワイナリーを設立しました。
彼らのワインは伝統をきちんと受け継ぎながらも、進化を続けています。「ああ、マッツェイね。飲んだことあるよ」という方、“今のマッツェイのワイン”をぜひ味わってみてください。
(左)アレッサンドロ氏(中央1)自然の岩壁を生かした美しい樽熟庫(中央2)岩がちな土壌のベルグァルドの畑(右)ジゾラではアルベレッロという手間とコストのかかる仕立てを行っている
生命力溢れる美しいビオディナミワイン
ニコライホーフ(オーストリア/ヴァッハウ)
クリスティーネ・サース氏
ビオディナミ先進国オーストリアの中でも先駆者であるニコライホーフ、なんと1971年からビオディナミを実施しています。華やかな香りがあり、身体にスーっと入っていくような優しい飲み心地はまさに「癒しのワイン」。しかし、優しいだけではなくしっかりとした芯を持ち、「生命力」を感じさせてくれます。
味わいのバランスが良く、和食との相性も良いニコライホーフのワインは、星付き和食店でも選ばれています。来日するサース当主夫人の温かい人柄もあり、日本でも着実にファンが増えている造り手です。
(左)温かい人柄で人気のサース夫人(中央1)プレパラシオン(中央2)畑にはてんとう虫も(右)サフランもビオディナミで育てています
研究者のような緻密なワイン造りで世界のトップレベルに
カテナ(アルゼンチン/メンドーサ)
ヒメナ・ターナー氏(エデュケーター)
3代目当主のニコラス・カテナ氏は南米のワイナリーで初の『Decanter』誌”Man of the Year 2009”に選ばれた人物。4代目当主である娘のラウラは救急医療に携わる医師とワイン造りそして子育てをこなすスーパーウーマン。二人は、土壌、標高、品種…あらゆることを研究。例えば、これまでブドウを植えなかった標高の高い場所に植えることにより、熟度と酸味を持つブドウを育てたり、一つの区画の中でも列単位で土壌調査を行い、列によって使うキュヴェを変えたりと、研究者のようなワイン造りを行っています。
トップキュヴェからカジュアルラインまで、すべてに彼らの緻密さと丁寧さが表現されたレベルの高さが感じられます。
(左)ヒメナ・ターナー氏(中央1)斬新なボデガ。この中に最新設備がある(中央2)アンデス山脈の麓にある畑(右)ニコラス・カテナ氏と娘のラウラ氏
※こちらのイベントは終了しました